第8回にちなんおろち100kmマラソン大会
2008年6月22日(日) 鳥取県

福永さんの完走記です。

6月22日、鳥取県にて第8回にちなんおろち100kmマラソン大会が行われ、私も無事完走させていただきました。
実は、完走記を書くつもりはぜんぜんなく、気持は秋のレースへむきつつあったのですが、いつもお世話になっているサケもっとさんから依頼があり、書かせていただくこととなりました。

で、レースやその前後について、あまり書くことができませんので、
・なぜ、にちなんを走りたいと思ったのか
・にちなんにむけてどんな練習をしたか
・実際に走ってみて
というあたりで、書いてみたいと思います。

1なぜ、にちなんを走りたいと思ったのか
昨年、阿蘇の関門をすべて通過することができました。それ以後、つぎはにちなんか兵庫県のむらおかかなと思いました。このふたつがコースが厳しいことで有名な大会であり、ひとつでも完走できれば国内の100kmの大会には申し込んでもいいんじゃないかという話だったからです。

2にちなんにむけてどんな練習をしたか
阿蘇を完走するために見つけたような坂道コース、一部変更して、15分上るとか、10分下るとかいうコースで練習することができました。実際には5km以上上り続けるようなところもあったのですが、練習コースに改良を加えられたことが、本番にも生きたと思っています。

3実際に走ってみて
今回、DさんとTさんが伴走してくださいました。Dさんは、泉州以来2度目。Tさんは、はじめてでした。

Dさんには、阿蘇の伴走の方を探しているときに、メールをいただいたりしたこともあり、むらおかかにちなんに申し込むときは、伴走をお願いしようと思っていたのですが、それが今回実現しました。

Tさんには、12時間ちかくいっしょに走っていただいたわけですが、それだけの時間はしらせてもらっていると、人柄もすばらしい方だなということがよく伝わってきました。

スタートからゴールまで、上るか下るかという大変なコースでしたが、雨のおかげで涼しい天候にめぐまれ、大きくペースダウンすることもなく、走らせていただきました。町の方の応援もすばらしく、どこでも声をかけてくださったのは、力になりました。

コースは、きついのですが、道幅は広く、ほとんど舗装路なので、視覚障害者と伴走の方にとっては比較的走りやすいのではないかと思うこともありました。伴走してくださった方や宿舎がいっしょだったみなさんのおかげで、今回も一生思い出に残るレースとなりました。

最後になりましたが、自分が走りながら追いかけている夢をことばにすると、「速くて強いブラインドランナーになりたい」ということかなと思いました。

これからも、お世話になりますが、よろしくお願いいたします。



ホームページへ

本文終わり