「三島さんとの思い出」
長居公園伴走練習会「わーわーず」 福原 留美子
私が三島さん夫妻と知り合ったのは平成6年の3月のKBMAの練習会に
参加した時でした。いつも二人で練習している姿を感じながら「私もあんな
に早く走れたらいいなぁ」と思っていました。
練習会以外ではセンターでトレーニングを一緒にしたり大会に出たりして
いろんなことを教えてもらいました。一番思い出に残っているのは平成11年
の第二日曜日の練習会が終わってから帰りの電車の中で私の手を握って
「オーバーペースにならないようにしっかり自分のペースを守って走らんと
最後までもたないから気をつけてね。それと給水や給食をしっかり取ってね。
喉が乾いた後では遅いから。前日の夜は早く寝て大会に備えた方がいいよ」と
真剣にアドバイスをくれ、また予想していたよりも良いタイムで完走した事を
伝えたらすごく喜んでくれました。それも自分の事のように。
もうこれからは「ふくちゃん」と言って手を繋いで歩く事も大会のアドバイスを
もらえないのがとても残念です。それにもまして一緒に走れないという寂しさ
が大きいです。本当に色々教えてもらい話が出来て嬉しかったです。
これからも走り続けていきたいと思うので見守っていて下さい。走っていて
挫けそうになったら「ふくちゃん頑張りや」と声を掛けてください。あのいつもの
明るい声で。
福原 留美子
本文終わり